3. 山水蒙 さんすいもう

 

卦辞
原文①蒙、②亨。③匪我求童蒙。童蒙来求我。④初筮告。再三瀆。瀆則不告。⑤利貞。
書き下し文蒙は、亨る。我童蒙を求むるに匪ず。童蒙来たりて我に求む。初筮は告ぐ。再三すれば瀆[けが]る。瀆るれば則ち告げず。貞しきに利ろし。
解説私(占いの神様)が、教えを乞う占い者を探してわからないところを勝手に教えるのではない。幼くて蒙昧なお前が、私に教えを乞う行動を起こし、心から教えてくれと求めたときに教えてやるのだ。そのような真剣な気持ちで占えば答えを告げよう。その答えを信じないで、二度、三度と、重なって占った場合は、占筮の神聖さを汚すものゆえ教えてやらない。一度答えが出たら、それを信じるのがよい。
レファレンス
「ついで」サイト「易経日記」 4.山水蒙 リストラ戦記6 (筮竹の心構え)
彖伝
①蒙、山下有險。險而止、蒙。
【読み】蒙は、山下に險有り。險にして止まるは、蒙なり。
【解説】無知な時、蒙昧な状態のときとは、困難があって止まっているときである。
②蒙亨、以亨行時中也。
【読み】蒙は亨るとは、亨るべきを以て時中を行えばなり。
【解説】しかし、一番ベストなタイミングで前に進めるための、神様に止められているのである。
③匪我求童蒙、童蒙求我、志應也。
【読み】我より童蒙に求むるに匪ず、童蒙より我に求むとは、志應ずるなり。
【解説】蒙昧な者の知りたいという真剣な志を神様が答えること、これが本質である。
④初筮告、以剛中也。再三瀆、瀆則不告、瀆蒙也。
【読み】初筮は告ぐとは、剛中を以てなり。再三すれば瀆る、瀆るれば則ち告げずとは、蒙を瀆せばなり。
【解説】初筮は告ぐとは、強い意志でまっさらな気持ちだからである。再三すれば瀆る、瀆るれば則ち告げずとはとは、蒙という神聖な瞬間を汚すからである。
⑤蒙以養正、聖功也。
【読み】蒙以て正を養うは、聖の功なり。
【解説】困難があって前に進めず、真剣な志で神様に求め、神様から応えたもらうという瞬間によって、その人にとって正しい道を意思を持って歩むことができる。これが蒙の瞬間の恵みである。
レファレンス
「ついで」サイトご来店の御礼 【占い処 たまる 様】2018年12月31日
【山口序インタビュー記事】
象伝
原文
書き下し文
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
爻辞
原文
書き下し文
彖伝
原文
書き下し文
レファレンス
レファレンス
「ついで」サイト
序卦伝
原文
書き下し文
レファレンス
「ついで」サイト
雑卦伝
原文
書き下し文
レファレンス
「ついで」サイト
繋辞伝
原文
書き下し文
レファレンス
「ついで」サイト

コメント

このブログの人気の投稿

謙 彖伝 「天道満てるを欠く」 太平記第5巻6 弁財天影向の事

1.乾為天 けんいてん / 2.坤為地 こんいち

6.天水訟(てんすいしょう)